2006年4月23日 (日)

開運マニア

何年前になるだろうか? 

セッションで借りているエステで仕事を始めた頃。 雑誌「HANAKO」の取材があった。 それまでもそれからも数誌の取材を受けたが、HANAKOの右に出るものはなかった。 ものすごい勢いで問い合わせが来て、予約が数ヶ月先まで埋まっていった。  そして、数年経った 今現在でも「HANAKOを見ました!」と言って予約が入ることがある。恐るべし「HANAKO」。。。

そのときに記事を書いてくださったのが 「柏木珠希さん」。 同じように取材で色々な雑誌で催眠療法を行ったが、 彼女の記事の中にはキラリと光る「知性」がのぞく。 その後、『大和出版 自分探しマニュアル』 にも記事を載せてくださり、 多くのクライアントが訪れてくれた。

最近、「『開運マニア』を見ました!」という問い合わせが多く入るので、「何だろう?」と思って調べると、珠希さんの本だった。 早速 アマゾンで注文すると、数年前の催眠療法の事を、HANAKOの記事以上に深く掘り下げて書いてくださっていた。

通り一遍で、記事がいつ出たかすら伝えられない取材や 占い感覚の際物としてしか扱ってくれない取材もある中で、 「ただ通り過ぎる仕事」でなく、ここまで自分の奥深くまで下りていき、 内面を見つめられる珠希さんの「器」を感じた。 「美」に対する 飽くなき探究心も大好きだし。。。

もしも、催眠療法を受けるかどうか迷っている方は、是非「開運マニア」を読んでみて下さい。 他にも楽しい記事が沢山載っていてお得です!

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2006年3月25日 (土)

過保護なくして親離れはない

読売ウィークリーにこんな記事が出ていた。 茂木先生のコーナーである。

「河合先生の聞き上手は、殆ど神懸かり的な領域に達している。先日お目にかかった時に、びっくりするようなことをうかがった。タクシーに乗ると、運転手が身の上話をし始めるというのである。後部座席に座り、運転手の言葉に「はあ、はあ」と相づちを打っているうちに、「いやあ、私も人生でいろいろなことがありましてね」と始まる。河合先生が話を聞いているうちに、運転手も夢中になって、目的地と別の場所に行ってしまうことさえあるというのである。」

河合隼雄さんの本は、ヒーリングスクールでの課題図書でもあるので、何冊も目を通してきたが、今ひとつ「読みたい!」と思える本ではなかった。 (私にはなんだか説教くさく感じられた。) しかし、ここにきて 「この本を、15年前に読ませてくれたら!!!」と思える本に出会った。

しかし、もしかして15年前の私だったらその本の奥深さを理解する事は出来なかったかもしれない。 最近の私は、ここ数年(いや十数年、いや数十年)ぶりに 副交感神経優位な状態を保っているので、 河合先生の言葉がスーッと入ってくる。 そして、その神がかり的な懐にのめり込んでしまうような不思議な感覚を得た。 上記のタクシーの運転手のエピソードも「なるほど」とうなづける。 すごすぎる。

子どもを育てる予定のある方には、是非、お勧めの一冊です。 気持ちが楽になります。

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2006年2月 6日 (月)

キリスト・コミッション

キリスト・コミッションを読み終えた。

この作者の本は全部読んでいるが、今まで読んだ作風とは違い、歴史的事実を彼が自らの信仰を通して、実に立体的に捉えている。

今まで、キリストについて描かれた本は沢山あったし、勿論、それは聖書も入っているが、どこかで『虚』を描いている感が否めなかった。 しかし、この作品は キリストにまつわるすべての登場人物が立体的に浮かび上がり、生き生きと描かれている。 キリスト自身の証言はないものの、読み進んでいくうちに、彼の口から 実際に言葉が語られてるのを聞いているような気さえしてくる。 証言を得た年代を、なくなってから6年後と設定したのも なんとも心憎い。 そして、彼がこの作品を書く前にどれだけの資料を調べたかを考えるのならば、恐らく 私が読み漁ったキリスト関係の本の 何十倍、いや 何百倍であったかが 想像できる。 しかも、その背景には 彼の深い信仰心をも感じられる。

この本を読み終わった今、 このストーリーがフィクションであるか ノンフィクションであるかという事実を考える以上に、 私の中に、 キリストは確実に存在しているのだ と思えるようになった事実の方が大きなものになっている。 

久々に良書にめぐり会った。

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