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2017年5月19日 (金)

巴 △ トリスケル 3

 
ブループリント協会(ヒーリングチャクラ7扱っています)
 
YEメソッドheart04(これをせずしてエネルギー語るべからず)
 
(マニアックな記事はこちらに更新中 YEメソッドせずして見るべからず)
 
#ヒマラヤ#冒険家#研究家#アッパームスタン#ガリゴンパ#チベット#バルトトドル#ローマンタン#ネパール#蒸留
 
 
 
アッパームスタンのパーミットが取れるまで、
 
ナウリコットで過ごします。
 
今回は、何もスケジュールを決めていないので、
 
「明日何する?」
 
というユルユルした日々ですが、
 
翌日は年に2回の
 
「ヤクの血を飲むお祭り」です。
 
 
何をするかって?
 
ヤクの血をみんなで飲むのです😱
 
早朝に山を降りていくと、
 
途中、草を食むヤクの大群に出会い道を譲られます。
 
ヤクは小心なので、
 
人間がいるとワサワサっと大きい体で遠ざかっていくのです。
 
さらに降りていくと河原にテント群が見えます。
 
Th_img_4231
 
ところどころに人だかりができています。
 
さらに河原まで降りていくと、
 
Th_img_4237
 
その人だかりはヤクを抑える男性陣と
 
ヤクの血を待つ列。
 
Th_img_4238
 
私の中のDNAに刻まれた原初的な感情がフツフツと顔を覗かせ始めます。
 
漂って来る生臭い匂いによる吐き気と
 
自分の中に存在する同じ色をした血がたぎる感じと・・・
 
目が悪いので相当近くに行ってみてみると、
 
ヤクの首付近の血管を傷つけ、
 
そこから血をプラスティックのコップに採取します。
 
何杯が取って血が出なくなると次のヤクが連れてこられます。
 
ヤクの血は赤く濃くパワフルだということが見るだけで、
 
その場にいるだけでわかります。
 
その血のせいなのか、
 
その辺り一帯、これから何が起きても不思議ではないくらい
 
全ての生き物の中にある根源的な野生の部分が
 
人々の興奮の下にうっすらと見えています。
 
プラスティックのコップに飛び散る血を気にすることなく、
 
次々とコップが手渡されていきます。
 
それと引き換えに血のついたお札が男たちの手に次々と渡っていきます。
 
老女も子どもも若い女性も列に並びます。
 
自然界に存在しない色とりどりの民族衣装と
 
青空と血の色の対比を見ていると、
 
その全てが不調和でありながらも、
 
それを飲み込むように調和させてしまっている
 
「生きる残る」という人間の強引さに気が遠くなり、
 
無意識に足を踏ん張る私がいます。
 
可愛らしい子どもも若い女性も、
 
臆することなくコップを口に運びます。
 
一気に飲み終えると、
 
口の脇にも歯にも真っ赤な血が残り、
 
「血を飲む」
 
という行為もアイディアも現実のものとして認識することがなかった私は、
 
湧き水でコップと口をすすぎ、
 
真っ赤な血を吐き出す現実を間近で見て、
 
さらに脳の奥の一番原初にこの世に存在したであろう部分が
 
キューっと音を立てているような錯覚に陥ります。
 
私が唖然と立ち尽くしていると、
 
地元の警官が隣に来て説明してくれます。
 
ヤクの血はいっぱい200ルピーだということ。
 
10日〜15日間泊まり込み毎日血を飲むこと。
 
ヤクの血は胃の不調に最も効果があること。
 
ヤクは人が行かれないような山の上で冬虫夏草を食べているので、
 
滋養強壮作用があること。
 
味は塩味とのこと。
 
ヤクの血をとる行為は神聖なので写真を撮ってはいけないこと。
 
遠くはカトマンズからこのお祭りにやって来る人たちがいること。
 
 
 
文明国で除菌することに懸命な日本に住む私と
 
厳しい環境で生き残って来たヒマラヤの人々。
 
未だこの感情の整理はできていないけれども、
 
文明国の線の細さだけは痛いほど痛感した時間でした。
 

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